歌舞伎座4月公演「四月大歌舞伎」が2日に開幕し、片岡愛之助(52)尾上菊之助(46)が上方狂言の人気作「夏祭浪花鑑」で、昨年6月の博多座に引き続いて共演した。

公演に向けた取材会で、愛之助は演じる団七について「おとこ気にあふれ、一本気な上方の兄ちゃんですね」と話した。また、「今回も徳兵衛は、博多座でもご一緒させていただいた菊之助さん」と喜び、菊之助も「こんなにも早く歌舞伎座でまたご一緒できて、とてもうれしいです。徳兵衛はおとこ気を見せる団七にほれて、義兄弟の契りを結ぶ男なので、かっこいい愛之助さんの団七に食らいついて行きます」と語った。息の合った2人の共演に期待が膨らむ。

四月大歌舞伎は26日まで東京・歌舞伎座で上演される。