俳優伊藤健太郎(26)の主演映画「静かなるドン」(鳴瀬聖人監督)の続編が制作されることが2日までに分かった。

前後編に分けて、9月13日に前編、同27日に後編を全国で順次公開していく。前回監督・脚本を務めた山口健人氏は、今回は脚本・総合監修として携わる。

全108巻、累計発行部数4600万部越えの同名人気漫画原作で、暴力団の跡取り息子ながら普段は普通のサラリーマンとして働く伊藤演じるヤクザ嫌いの主人公、近藤静也とその周囲の人間模様を描く。

大人気任侠シリーズ「日本統一」でも主演・総合プロデュースを務める本宮泰風(52)が今回も総合プロデュースも務め、伊藤演じる静也のお世話役・猪首も演じる。主人公に恋をするヒロイン役も、引き続き筧美和子(30)が演じる。

「静かなるドン」はすでに2度の映画化をはじめ、ドラマ、舞台化もされている作品。今シリーズでは、令和のエッセンスも取り入れ、設定を現代風に変更。主人公が働く会社は原作の下着メーカーからおしゃれなデザイン会社に変更されている。

前作は配信プラットフォームDMM TVで総合ランキング1位を獲得(23年6月22日時点)。今回は、敵対する鬼州組との抗争が終了して数カ月、仕事もシノギも絶好調だった静也だったが、鬼州組六代目組長・海腐からの意外な提案を機に、これまでの平和、そして新鮮組の存続が脅かされることになる物語を描く。

伊藤と本宮、そして29歳の若さで抜てきされた鳴瀬監督、山口氏のコメントは次の通り。

伊藤 非常に思い入れのある作品だったので、続編が決まった時はうれしかったです。今作で監督を務められた鳴瀬さんにかかるプレッシャーは相当なものがあったかと思いますが、撮影中もたくさんお話をして、その中で作り上げていく新しい「静かなるドン」がすごく魅力的で楽しかったです。猪首役で、総合プロデュースもされている本宮泰風さんは現場にいてくださるだけで心強い存在でした。ご自身の撮影がない日にも現場に来てくださり、アクションなど細かいことを聞いたりすることができました。この作品の魅力は、緩急がすごいところ。面白いところは面白く、かっこいいところはカッコいい、そのジェットコースターみたいな世界観にぜひ注目していただきたいです。前作から引き続き登場のキャラクター、そして今作から登場の新キャラクターがコメディーもアクションも芝居もさらにパワーアップして帰ってきます! 「静かなるドン2」楽しみにしていてください!

本宮 前回の撮影時、個人的には続編が制作できることを目標に全力で作品と向き合ってきました。そしていざ続編が決定すると、「さらにその先」と自分で勝手にプレッシャーをかけています。今回は、レギュラーキャストの皆さんの魅力なども十分把握できたので、皆さんが演じるキャラクターがより生きるような脚本作りができたと思います。主演の伊藤健太郎君も前回を経て完全に役をつかんでいて、演技に迷いが無く、座長として頼もしい存在に成長してくれました。主人公の近藤静也に関しては、昼と夜の顔が際立つようにとスーツをオーダーメードしました。スタイリッシュな静也が苦悩し葛藤する任侠コメディーアクションを是非お楽しみください。

鳴瀬聖人監督 今作では、前作のスタイリッシュさに加えて、原作のパワフルさをどれほど画面に収めることができるのかを考えながら演出しています。モニターに映るパワフルな画、新鮮組の多種多様なバトルシーンに毎度興奮させられっぱなしでした。静也役の伊藤健太郎さんは、僕の想像よりも120%深く面白く体現してくださる、本当に素晴らしい俳優さんで、ご一緒できて光栄でした。猪首役で総合プロデュースもされている本宮泰風さんは、食事に誘ってくださり、話を聞いていただいたりと、助けていただきました。極道・ラブコメ・アクションに、今回はホラー要素まで!? 静也にドンドン脅威が迫る!? ドンとパワフルにパワーアップしたヤクザエンターテインメントをどうぞお楽しみに!

山口健人氏(脚本・総合監修) おなじみの新鮮組メンバーに加え、魅力的な新キャラたち。彼らが織りなす任侠、アクション、ヒューマン、恋愛、今回はさらにホラー? まで加えてエンタメ爆盛りの脚本になっています。1年ぶりのキャスト陣の魅力も増すばかり。鳴瀬監督の演出も加わって新しい「静かなるドン」が楽しめるはずです! ぜひ、劇場でご覧ください!