STARTO ENTERTAINMENTの藤井直樹(24)と関西ジュニアの岡﨑彪太郎(21)が6日、大阪松竹座で主演舞台「あの夏、君と出会えて~幻の甲子園で見た景色~」(14日まで)の初日を迎えた。

コロナ禍で甲子園の夢が絶たれた元高校球児が昭和17年にタイムスリップし、戦争のため甲子園大会が中止となった若者たちと“幻の甲子園”を目指す青春ストーリー。

台風15号の影響で新幹線の中で2時間半、足止めを食らい、前日稽古も思い通りにいかなかった。初日公演を終え、藤井は「今日は天気も良く、気持ちのよい初日を迎えられた」と笑顔。「笑いのところもウケてくれた。題材的にシリアスなところも多いと思いますが、そこを感じてもらいつつ、ほんわか楽しく見てもらいたい部分もあるので、笑いが起きるのはうれしい」と話した。

一方、岡﨑は「松竹座は12歳から約9年、立たせてもらってきた慣れた場所、舞台。やりやすくて、ホームに帰ってきた気持ちです」。

その大阪松竹座は来年5月公演をもって閉館が発表された。「人生の中で一番立った舞台。そこがなくなるのは寂しい。1個1個思い出があるのでかみしめて。この景色をもう見れないかもしれないと思いながら立たせてもらっています」と神妙な面持ちで語った。

思い出を聞かれると、「楽屋割りとかでも、大人になって行くにつれて、みんなで詰められてた広い楽屋から、徐々に個人の部屋になってみたいな成長も感じられたりする。舞台自体も最後列で踊ってたのが、徐々に前に立てるようになって、今はこうして2人で先頭に立ってやらせてもらっているのはうれしい」と、松竹座の歴史と自らの成長を重ね合わせていた。