歌手で俳優の福山雅治(56)が12日、都内で、主演映画「ブラック・ショーマン」(田中亮監督)の初日舞台あいさつに登壇した。
同作は東野圭吾氏の小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」の映画化。福山は、有村架純(32)が演じるめいで父を殺された神尾真世とともに、事件の謎に挑む元マジシャン神尾武史役を務めた。
福山は「やっと見ていただけました。おひとりおひとりの感想を聞きたい気持ちです」。神尾武史という初めてのキャラクターをつかむため「監督やプロデューサー、皆さんに読み合わせをお手伝いしてもらいながら(せりふの)強さやトーン、スピードを確認させてもらった。僕は演劇部(出身)じゃないんですけど、演劇サークルみたいで楽しかったですね。みんなで作り上げたものなので感慨もひとしお」と話した。
劇中では福山が実際にマジックを披露するシーンがある。木暮大介警部役の生瀬勝久(64)は一緒のシーンを振り返り「CGとかでどうにかできたんじゃないか。カット割ればできたでしょ。それを本気で(マジック)やったんですよ」。これに対して福山は「実際にその時そこで起こっていることに感動する。感動のドミノ倒しの1枚目になりたいわけですよ」と話し、うそではないと見せることが大事だと語った。
イベント後半には、原作者である東野氏からのメッセージが代読された。「次はトム・クルーズばりのアクションなんかはいかがでしょうか?」と次回作の提案をされた福山は「あの、飛行機につかまったまま飛んでっちゃうやつ…? そらもう、先生に飛べと言われたら、私も飛ぶしかありませんから。よろしくお願いします」と応じた。
有村と岡崎紗絵(29)、伊藤淳史(41)、田中監督(46)も出席した。



