80~90年代の人気番組「あっぱれさんま大先生」で6歳の時から初期レギュラーとして活動した、元子役タレント中武佳奈子さん(43)が、20日配信のABEMA密着番組「NO MAKE」に出演。母が“ステージママ”化した様子を明かした。
「あっぱれ~」で「かなちゃん」の愛称で人気を得た中武さんは、当時「億」を超える収入を得たが、その後は仕事が減り、28歳で芸能界を引退。ギャラは、伯父がガンで亡くなったことをきっかけに、医者を志望したいとこに、中武さんの母が金銭を支援するなどして消滅したという。さらに中武さん本人も結婚し1子をもうけたが、生活苦で関係が悪化し離婚。その後は貧困に苦しみ、一時はホームレス生活となったことも紹介された。アルバイトは介護施設、総菜店、ラブホテルの清掃員、新聞配達、乳酸菌飲料の配達などを経験。現在はシングルマザーで、イベント会場のアルバイト販売員として生計を立てている様子も放送された。
中武さんは「あっぱれ~」での自身のキャラについて「人の話を自分に持ってくる、だいぶ嫌なヤツなんですよ」と説明。その結果、「だんだん年を重ねるごとに、申し訳ないな、とか、横入りしている人みたいな感じだよな、みたいな気持ちが芽生えて、そこから苦しくなっちゃって。でも求められるのはそのキャラクター」と、子役から成長していくにつれ葛藤が生まれたことを明かした。ただ、ギャラなどを管理していた母は「ステージママ」化していき、親子に溝ができてしまったという。「『あっぱれ』に出ることをやめたいと言った時期があるんですけど、親に止められました」と振り返った。
さらに「しゃべれなくなっちゃう時期とかがあったんですけど、そうするとテレビにも出られない。そうするとお母さんも怖いんですよ。帰りの電車で普通に座りながらつねられたり、外なのに罵声を浴びせられる。『なんでしゃべれなかったの!』みたいな感じで。で、涙をこらえながらホームを歩く」と、苦悩の日々も説明。徐々に仕事が減少し、「自分に仕事がないという現実からとにかく逃げたい」と感じ、28歳で「結婚に逃げました」と、10歳下の一般男性との結婚を機に芸能界を引退した。
ただ、実家で母に結婚を報告すると衝撃の一言が。「もうあなたは死んだものとします」と、絶縁を突きつけられたことも赤裸々に振り返った。
「あっぱれさんま大先生」は88年から96年にかけてフジテレビ系で放送された、明石家さんまが先生役として子役と交流するバラエティー。著名タレントとなった出演者には内山信二、山崎裕太、前田愛らがいる。



