歌手南こうせつ(76)が21日、東京・日比谷野外音楽堂で行われた「南こうせつ 東京フォークジャンボリーin野音~日比谷野音The Final~」に出演した。仲間の小室等(81)、イルカ(74)、憂歌団の木村充揮(71)、元ふきのとうの細坪基佳(72)、きばやし(25)とステージに立ち、2500人の観客の前で「神田川」「うちのお父さん」など全員でアンコールを含めて全22曲を熱唱。建て替え再整備にともない、今月いっぱいで閉鎖される“音楽の聖地(メッカ)”との別れを惜しんだ。
開演前に取材に応じた、こうせつは「野音が終わりになるというので、フォークで現役の仲間が集まって、ヒット曲からマニアックなものまでいろいろ登場します。1970年にこの世界に出てきたけど、ここで歌うのがステータスでした。1人で満員にするのはきつかったので、みんなでワイワイとね。ここは特別な場所です」。
イルカは「設備も古くなっちゃった。昔は1つの部屋でグチャグチャになってチューニングしていた。今は楽屋にモニターがある時代。時の流れを感じますね」と話した。
小室は「(こうせつの音楽マネジャーの)てっちゃんさんがいてくれるから、万人力。よく一緒にツアーしたな~」と懐かしがった。
木村は「メッカとメッキは、ちゃいまんねん。フォークと言ったらナイフが出てくる。あきまへんか? それで話はクローズ」とコテコテの関西弁で笑わせた。
細坪は「野音には、すごい思い入れがある。使うのに毎月抽選があって、ことごとく落ちて、あきらめた頃に出られました」。
日比谷野音のステージに初めて立つ、きばやしは「すごく緊張しています。1ファンとして、すごく大好きな場所。ご迷惑をかけないように頑張ります」と話した。



