俳優の阿部寛(61)が25日、都内で映画「俺ではない炎上」(山田篤宏監督、9月26日公開)公開前イベントに登壇した。

阿部演じる主人公・山縣泰介が、SNSで身に覚えのない事件の犯人に仕立て上げられて炎上し、逃亡をはかる物語。阿部は「最近はカッコいい役が続いていて。久々に惨めな役をやった」と苦笑。「僕の役は真剣にやればやるほどおかしいかなと。余計なことをせずにむしゃらに逃げようとしていた」と回想。観客からは求めていた阿部寛が見られたという感想も寄せられ「惨めな役はここ10年くらいはやっていなかったかな?」としてやったりの表情。やりがいを感じたのか、締めのあいさつでは「今後もこういう役を増やします」とも語った。

イベントでは、登壇者が阿部をどう思っているのか、阿部自身はどういう人間だと思っているのかを発表し、それが一致するかに挑戦。芦田愛菜(21)は「ストイックな方」と、阿部が撮影中にシーンやしぐさ1つ1つに真剣に向き合う姿勢が印象的だったことを明かした。

藤原大祐(21)は「『HIROSHI ABEな人』」と回答。「ずっと見ていた憧れの人。役として向き合う前から圧倒されていて」と振り返ると、阿部は「藤原君は鋭いですね。『HIROSHI ABEな人』って表現は合っていると思う」と指摘した。「よく言われるんです。親しくなればなるほど、若い子に『寛』って言われるんです」と垣根の低さを明かして笑いを誘った。

長尾謙杜(23)は「ゆっくりな方」、夏川結衣(57)は「ぬくもりの人」、山田監督は「クソ真面目な人」と回答。阿部自身は「すてきな人」とフリップに書き込んだ。「街中で遠くから言われるとうれしいですね」と黄色い声を求めていた。