NHKは24日、来春スタートの26年度前期連続テレビ小説「風、薫る」の新キャストを発表し、多部未華子(36)髙嶋政宏(59)研ナオコ(72)らの出演が決まった。
ドラマは、女性の職業が確立されていなかった明治期に、同じ看護師養成所を卒業し、「トレインドナース(正規に訓練された看護師)」と呼ばれて新たな風を巻き起こした実在の人物、大関和さんと鈴木雅さんの2人の半生がモチーフ。見上愛が大関和(ちか)さんがモデルの一ノ瀬りん役、上坂樹里が鈴木さんモデルの大家直美役。田中ひかる氏の著書「明治のナイチンゲール 大関和物語」を原案とし、作者の吉澤智子氏らがオリジナル要素も加えながら描く。
多部は09年「つばさ」以来、17年ぶりの朝ドラ出演。“鹿鳴館の華”と呼ばれた時代を象徴する貴婦人の大山捨松にふんし、りんと直美の人生に多大な影響を与える役どころ。
多部は「この度は朝ドラに出演させていただけること、大変うれしく光栄に思います。ヒロインのお2人に影響を与える、とても素敵な役どころであることにとっても緊張しており、今からドキドキしています」とコメント。
「スタッフの皆様や役者さんたちの力をお借りしながら素敵な作品の一部になれるよう精一杯努めたいです。見上さんと上坂さん、お二方と明治時代の世界でお会いできること、とても楽しみにしています。そして、心から応援しています。私はただひたすら頑張ります」と意気込みを寄せた。
髙嶋は捨松の夫で後に初代陸軍大臣となる大山巌役に決まり「鹿児島に生まれ、せごどんの背中を追い続け、スイスに留学していた大山巌さんを今回、演じさせて頂きます。実はプライベートで鹿児島を物凄く愛し、さらにスイス人の奥さんがいる僕にとって、こんなにも幸せな役の巡り合わせがあるのか? と、その感動に打ち震えております」。
早速、都内の銅像や西那須野の墓所、旧別邸を表敬訪問したといい「その大きさ、そして何よりも平和を強く望んでいた志を深く感じました」。そんな役柄をドラマの中に「出現させられるよう心して臨ませて頂きます」と思いを表現した。
研は、朝ドラ初出演で、「謎に包まれた神出鬼没の占い師」にふんする。



