お笑い芸人クロちゃん(48)とタレント村重杏奈(27)が29日、都内で法人向け詐欺メール・SMS訓練サービス「サギトレ」発売発表会に出席した。

クロちゃんは過去にだまされた経験について「飲んでいて眠って、起きたらオーシャンビュー(海が眺められる)の部屋だった」と、テレビ番組のドッキリ企画を振り返った。そして「お母さんから電話がかかってきても疑います。偽者かもしれないじゃん」。

村重は「警察から電話がかかってきて『あなたのクレジットカードの番号が間違っているから、番号を教えてくれ』と言われました。あやうくカード詐欺にひっかかるところでした。村重に電話をかけてくる人は、みんないい人だと思っていました」と話した。

2人は詐欺防止のレクチャーを受けて「ちゃんとトレーニングを受けて、詐欺にあわないように気をつけてください」と呼びかけた。

「サギトレ」を発売するトビラシステムズの明田篤社長(44)は「自分の祖父が原野商法や迷惑電話に悩まされていたので、フィルタリングするシステムを開発しました。特殊詐欺被害は昨年史上最高を記録して、今年はそれを上回るペースで増えています。今年上半期のインターネットバンキングの不正送金被害額は42億2400万円で、その9割がフィッシング詐欺(個人情報を盗む)です」と説明。「ツールによる対策や、個人に対する教育が必要。当社のノウハウを使って被害を防ぐために『サギトレ』を発売しました」と話した。