女優寺島しのぶ(52)が25日、フジテレビ系「ぽかぽか」(月~金曜午前11時50分)に出演。自身が出演する大ヒット中の映画「国宝」を「見ていない」と明かした。

「国宝」は歌舞伎の世界を舞台にした作品で、「国宝(観た)」が今年の新語・流行語大賞にノミネートされるなど人気が社会現象になった。寺島は横浜流星演じる俊介(半弥)の母を演じており、映画の反響について「周りの見てくださる人口が多すぎて、なんてリアクションしていいのか分からないぐらい。よかった、苦労した甲斐があった」とヒットを喜んだ。

一方で、映画を鑑賞したMCのハライチ澤部佑が「あっという間の3時間で」と感想を伝えると、寺島は言いづらそうに「私はちょっとまだ見ていないので…」と告白。スタジオが驚きの声に包まれる中「私は自分ができあがったものはなかなか見ることができない」と明かし、「反省しちゃうし、(編集で)カットされたところとか執念深く覚えちゃう。あんなに一生懸命やったのに『切るんだ』って悲しくなっちゃって。また今度監督にお会いした時に変な感情になっちゃう自分が嫌で」と苦笑した。また「だから見ないで、映画がちゃんと評価されるだけで幸せなんです。私は撮影している時だけで終わってるので」と自身の主義を語った。

自身は人間国宝の7代目尾上菊五郎を父に持つ歌舞伎の家の生まれだけに「この役は来るのかな~?とは思っていたんですけど」とオファーを想像。「李相日監督から『これ本当にやっていただけますか?』と言われた時に、やってみますと言って」と振り返った。

また撮影について「周りの人たちが本当に苦労しているのを当初からずっと見ていたので」とし、「映画自体はフィクションですけど、歌舞伎は今存在しているわけで。そこのリアリティーは、ある程度自分が見てきたものや感じたものを映画に投影すれば、何となくそこにリアリティーが生まれるのかなと。自分の役プラス、スタッフ的な」と自身の立場で助言することもあったと語った。

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