映画「オールド・ボーイ」のパク・チャヌク監督(62)が、カンヌ国際映画祭の審査委員長に任命された。韓国人としては初めて。

カンヌ国際映画祭実行委員会は26日「パク・チャヌク監督は、今年5月12日に開幕する第79回カンヌ国際映画祭の審査員団を率いる。韓国映画人としては初めて、アジアの監督としては香港のウォン・カーウァイ監督に次ぐ2人目」と発表した。聯合ニュースやイルガンスポーツなど韓国各メディアが報じた。

ティエリー・プレモ・カン国際映画祭執行委員長は共同声明で「パク監督の独創性と視覚的熟練度、そして奇妙な運命を持つ人間の衝動を捉える能力は、現代映画史に忘れがたい瞬間をもたらした。彼の卓越した才能と時代的な問いを投げかける韓国映画界をたたえることができてうれしい」と話した。

パク・チャヌク監督は04年、オールド・ボーイで審査員大賞を受賞し、世界的に名を知られるようになった。09年には「渇き」で審査員賞、16年には「お嬢さん」で競争部門進出、22年には「別れる決心」で監督賞受賞など、カンヌとは深い関わりがある。

同監督は「映画館は映画の光を見るための暗い場所であり、私たちは映画という窓を通して魂が解放されるように、劇場の中に自分を閉じ込める。映画を見るために劇場に閉じ込められ、審査員たちと議論するために再び閉じ込められるこの自発的な拘禁の時間をワクワクした気持ちで待っている」と語った。