唐田えりか(28)が6日、東京・新宿ピカデリーで行われた、桜田ひより(23)と木戸大聖(29)のダブル主演映画「モブ子の恋」(風間太樹監督)公開記念舞台あいさつに登壇。自分を褒めたい時は? と聞かれ「食べ過ぎてしまうことがあって。ダイエットの時、お菓子を食べ過ぎないようにした時は偉いな、と」と笑みを浮かべた。Netflixシリーズ「極悪女王」で、約10キロ増量し、女子プロレスラー長与千種を演じたことが話題を呼んだが、役作りで「(体を)大きくしたり、絞ったりすると、よく分からなくなる時があって…」とも語り、笑った。

「モブ子の恋」は、17年から連載中の、累計発行部部数150万部の田村茜氏の同名漫画を、風間太樹監督が実写映画化。桜田は、群衆、脇役、背景と同化しているキャラクター「モブ」(mob)の定義に自分を重ね合わせ、常に誰か別の主人公たちが輝く世界を遠くから眺めて生きてきたモブ子こと田中信子、木戸は信子がアルバイト先で心引かれる入江博基、早瀬憩(19)が、信子のアルバイト先の後輩・安部陽菜、唐田えりか(28)がアルバイト先の先輩・篠崎幸を、それぞれ演じた。

唐田は、作品について聞かれ「『強くなったね』と言うシーンがあった。お芝居、不安になった中で、先輩に背中を押してもらったなと…勇気づけられた」と、自身が先輩に言われた時の思い出を語った。その上で、今作で先輩を演じたことを踏まえ「自分がそっち(言われる)側じゃなく、先輩という役をやりながらジワジワした。私が届けられる側になったらいいなと思った」と続けた。

2、3度、見て確認して欲しい“隠しポイント”は? と聞かれると「隠しではないと思いますけど、水族館のシーンで、あの(サンシャイン)水族館に行った。初めてで『ペンギンが跳んでいる』と興奮した。普通に金子君と、3人で楽しんでいます」と紹介した。ラッキーなことは? と聞かれると「今日の朝、歩いていて、いつも気付かないおうちに猫がいて『あっ、猫だ』と思い、写真を撮りました」と、この日の出来事を明かした。

◆「モブ子の恋」 田中信子(桜田ひより)の視線の先に、スーパーで働く入江博基(木戸大聖)が現れる。誰も気づかぬ足元の小さな花を、力いっぱいカートを操って避ける入江の自然なやさしさに触れた信子は、次第に引かれ始め「人とちゃんと関わりたい」と、自らを縛っていた殻を破ろうともがき始める。一方、入江も信子が隅っこで魅せる静かなやさしさに気づき、その存在をまっすぐに見つめていた。お祭りの明かりや、2人で運ぶ荷物の重みといったささやかな日常の積み重ねが、やがて2人に前を向く強さを与え始める。