演歌歌手水森かおり(52)が6日、石川・輪島市の輪島マリンタウンで「わじま復興応援アンバサダー」の委嘱式とミニステージを行った。
08年発売のヒット曲「輪島朝市」など輪島市を舞台にした楽曲を歌っている縁で、24年に発生した能登半島地震や奥能登豪雨からの復興のために同市の魅力をブログなどで発信していることから選ばれた。
大勢の地元の人やファンが詰めかける中、輪島市の坂口茂市長(69)から「輪島市の魅力的な観光資源と復興状況を発信する『わじま復興応援アンバサダー』に委嘱します」と委嘱状が手渡された。
坂口市長は「第1号の復興応援アンバサダーをお受けいただきありがとうございます。水森さんには、災害があってからも何度も輪島を訪れていただき、歌、そしてまた炊き出しもしていただきました。市民を代表して感謝申し上げたいと思います」と述べた。
それを受けて水森は「皆さん、輪島に帰ってきました。素晴らしい輪島塗の委嘱状をいただきました。改めて気持ちの引き締まる思いでございます。08年に『輪島朝市』という曲でご縁をいただきまして、またこうして皆さまとこれからもより密に深い深いご縁を紡いでいけたらと思っております」と、アンバサダー就任を喜んだ。
その後、「輪島朝市」と「能登の春」、アンコールで「明日への扉」の3曲を熱唱。さらに予定していなかった新曲「恋の終わりの名古屋にひとり」をアカペラでワンコーラス披露。「初めて輪島を訪れたのは『輪島朝市』を発売した08年ですが、これまでに何度も輪島を訪れていまして、震災以降はたびたび避難所や出張朝市などにおじゃまさせていただいています。こうしてステージで『輪島朝市』を歌わせていただくことは、皆さんに輪島を思い出していただけることにもつながると思うので、これからもいろんなところで歌っていきたい」と、輪島への思いを語った。
そして、29カ所目の観光大使ともいえる「わじま復興応援アンバサダー」に任命されたことに「歌手である以上、歌でたくさんの皆さんに輪島の素晴らしさをお届けしたいという思いはこれまでと全く変わりませんが、このたびアンバサダーに任命していただいたので、気持ちもまた新たに、これからも機会があるたびに輪島に足を運びながら輪島の方々との交流を深めていきたい。必ず元の輪島に戻ることを願っています」。
新曲「恋の終わりの名古屋にひとり」のタイプAのカップリング曲「能登の春」については「能登の応援歌でして、春はもう一度来るとか、一歩ずつ春は来るといった前向きな気持ちをうたった楽曲です。作曲の弦哲也先生が石川県ともご縁があり、先生に『私と一緒に歌声を届けてくださいませんか』とお願いして、コーラスを一緒にやっていただきました」と話した。



