大阪府知事、大阪市長を務めた弁護士の橋下徹氏が9日、自身のXを更新。高市早苗首相が8日、自身の陣営をめぐる中傷動画疑惑の新報道に対し「一切やっていない」などと改めて否定した件について、私見を述べた。
これまで、高市首相の陣営が昨年の自民党総裁選や今年の衆院選などで他候補を中傷する動画を作成し投稿したとする「週刊文春」報道をめぐり、首相の公設第1秘書と動画を作成したとされる男性の会話の音声として「文春オンライン」が新たに配信したことで、高市首相は国会で野党の追及を受け、事実関係を否定してきた。一方、文春だけでなく、共同通信が7日、秘書と打ち合わせを行った上で中傷動画を作成したとするこの男性の証言を独自に報じた。動画を作成したとされる男性は顔出しでオンライン取材に答えており、これまでの国会での首相答弁と食い違う内容もあらためて浮上している。
高市首相は8日夕のぶら下がり取材で、陣営による総裁選時の動画作成依頼を再度否定し、今年2月の衆院選時も同様だと主張。「ましてや、第三者に依頼することはない」と述べ、男性の主張とは異なる訴えをした。文春や共同通信で報じられた男性について「面識があるかないか、といえば面識はない。(『面識』について)実際にお会いして名刺交換して、相手の所属や氏名をちゃんと承知していることはない」などと述べた。
橋下氏は、高市首相が改めて否定したり、「面識」について答えた内容などを報じた朝日新聞のネット記事を添付。「さすがにこれは無理がある。名刺交換と面識があることは別」とひしゃりと指摘した。そして「自分を徹底的に正当化する政治家は、有事の際に国民に大犠牲を強いることは太平洋戦争で証明済み」とも述べた。
また、続くポストでも「認めるところは認めて、修正すればいいだけなのに」「認めるところは認めて、反論するところは徹底的に反論する。政治の基本」と補足した。



