ロックバンド「凛として時雨」のドラマーのピエール中野(45)が15日、Xを更新。自身の本名を明かし、思いをつづった。

中野は「ピエール中野、本名は中野正敏」と明かした上で「『正』という字が入っているからなのか、自分でも驚くくらい『正しさ』には敏感だ。SNSが当たり前になってからは、そのことを考える機会がさらに増えた」と言及。「正しいことは大切。でも、その正しさを盾にして誰かを攻撃したり、集団で追い詰めたりする場面を何度も見てきた。自分自身が、その対象になったこともある」と、意見の異なる相手を過剰にバッシングする傾向にある昨今のSNSの風潮について指摘した。

自身もそうしたバッシングを経験し「そんな時に感じたのは、正しさは一つではないということ。人それぞれに見えている景色や立場、理屈や事情があって、人間関係や社会の問題は白黒がはっきりつくものばかりではない。一つの答えに収まらないことの方が多い。だから最近は、『何が正しいか』よりも、『その正しさをどう使うか』の方が大事なんじゃないかと思うようになった」という。

「正しさは、人を守ることもできるし、人を傷つけることもできる」と私見を述べるとともに「そう考えていたら、ふと思った。親はどんな思いで『正敏』と名付けてくれたんだろう。そういえば、一度も聞いたことがなかった」と名前の由来に思いをめぐらせた。