落語家桂文枝(83)が16日、大阪市のなんばグランド花月で独演会「落語家60年目のハレ舞台」を開催した。
1966年(昭41)に先代の桂文枝(当時は小文枝)に入門してから、落語家人生60年を迎えた節目の独演会。ライフワークの創作落語は348を数えた。
「Happy Birthday to You」の出ばやしに乗って文枝が登場すると、大きな拍手に包まれた。高座に上がると開口一番「ありがとうございます!」と元気にあいさつ。「誕生日を迎えてしまいました。まさか83歳になるとは……3歳の頃は思いもしなかった」と笑わせた。
落語家人生を「最初の20年」「次の20年」「現在までの20年」の3章に見立て、それぞれの時代から「にぎやか寿司」(78年作)「じいちゃんホスト」(08年作)「AI(愛)から始まる…」の3席を熱演。ゲストには、ザ・ぼんち、オール阪神・巨人が出演して花を添えた。
エンディングでは、前日まで体調を崩していたことを明かし、「一生懸命、3席やらせてもらいました」とホッとした表情。割れんばかりの拍手に包まれると、「小さい時から泣き虫で……」と涙をぬぐい、「これからもいろいろ作って、皆さんに喜んでいただけるよう頑張ります」と決意を新たにした。



