男女混合4人組バンド「SEKAI NO OWARI」のSaori(39)が29日までにインスタグラムを更新。23日に68歳で亡くなった直木賞作家の東野圭吾(ひがしの・けいご)さんを悼んだ。
Saoriは「藤崎彩織」名義で小説家としても活動し、17年に発表したデビュー作「ふたご」は第158回直木三十五賞にノミネートされたが、受賞は逃した。
ストーリー機能を使って「東野圭吾作品を初めて読んだのは、高校生のとき。映画を見ているように、映像が浮かぶ小説ってあるんだ、と驚いたのをよく覚えています」と振り返るとともに、「それから十年、まさか初めて書いた小説が直木賞候補となり、東野先生から拙著の選評を頂けたのは、今でも夢みたいです」と東野さんとの関わりを回想し、しみじみ。
続けて、自身の作品に対する東野さんの選評を記し、「『若者たちの心をスマホから引き戻せるとしたら、もしかしたらこういう小説なのかなと思った。しかしそれは単なる褒め言葉ではなく、わかりやすくて低刺激であることを指摘した苦言でもある。いずれにせよ、自伝的作品かつデビュー作となれば、これ一作で作者の才能を推し量るのは無謀というものであろう。』 頂いた言葉を、時々思い返します。それは音楽を作っている時にも」とつづった。
また、03年に刊行された東野さんの小説「手紙」について「高校生のときに焼き鳥屋さんでアルバイトしたお金で買いました。全然お金がなかったのに、どうしても文庫本を待てなくて、ハードカバーで買って大切に読んだ作品でした」と思い入れを明かした。



