お笑いコンビ、令和ロマンの松井ケムリ(33)が31日、都内で描き下ろし絵本「ちがうちがう」の発売記念イベントを行った。これまで著書の出版はあったが、絵本は初出版。昨年6月に第1子が誕生し、パパとなったことで、自らが作った絵本で読み聞かせしたいと思ったことが発端という。イベントでは実際に「ちがうちがう」の読み聞かせを行い、、集まった約10人の子どもたちを喜ばせた。

絵本は、水中で泳ぐライオン、地上を走るサメ、キバの生えたパンダ、ぐにゃぐにゃの公演、四角いフルーツなど、おもしろおかしいキャラクターやイラストが満載となっている。これに、どこが違うかツッコミを入れながら、読み進められる子ども学習要素も込められた絵本となっている。

ケムリは「イラストは全然、素人なので1個1個、丁寧に書かせていただきました」と、特にイラストの製作に苦労したと振り返った。子どもに「ここが違う」とツッコミを入れてもらうための、分かりやすいイラストを書くために、デザイン案はホワイトボードに書き出す形で「何十個も」と、アイディアを出し、取捨選択を繰り返して仕上げた。「自分が好きな生き物を書かせてもらって、クワガタの絵は渾身(こんしん)の出来。何も見ずに書きました」と、お気に入りのイラストも次々と生まれた。

読み聞かせ前にはリサーチし、子どもたちの中で自身を知っているのは1人しかおらず、ショックの色も見せた。「お笑いって、はやってないんだなって(笑い)。NHKを中心にやっていきたいです」と話して笑わせた。

自身の子どもに読み聞かせをしたのか問われると「うちの子は1歳になったばかり。絵本をめくる動作にはまっていて、12秒で読み終わりました」と、約30ページを一気見しただけで満足していると説明し、苦笑いを浮かべた。「評判がよろしければ、ぜひ、第2弾とか作りたいですよね。SNSとかで『子どもが笑っていました』といったお話をいただくと格別。大人を笑わせるよりもうれしいですね」と話し、続編への意欲ものぞかせていた。