1975年(昭50)にTBS系列で放送を開始した刑事ドラマ「Gメン’75」の全話Blu-ray BOX発売を記念し、メインキャストを務めた倉田保昭(80)、伊吹剛(76)、岡本富士太(79)、藤田三保子(73)が1日、都内に集結してトークショーを行った。トークショーに先立って行われた201話と202話の上映会後、集まった往年のファンの前で、4人は当時の思い出話、撮影裏話を明かして会場を盛り上げた。

中でも爆笑に次ぐ爆笑となったのが「ボス」を演じた、故丹波哲郎さんにまつわるエピソードだった。伊吹は「ボスには『伊吹、もうすぐ富士山が爆発する』と。そんな話をされました」と、死後の世界の話、霊界の話で、多くのテレビ番組に出演した故人の人柄が伝わる裏話を語って、大きな笑いを呼んだ。

藤田も「ゲストの女優さんが来ると必ず、おしりを触りながら『お前には、いい保護霊がついている』って言ってました」と明かし、これまた大爆笑。藤田は女性ならではの目線で「女優さんも、それで気持ちがほぐれるんですね。どんな女優さんも(7年間も)続いている番組のゲストで来ると、すごく緊張するんですよね。そこで緊張がほぐれて撮影に入るんですよね。本当は、ものすごくきめ細やかな精神の持ち主」と補足した。

岡本は「丹波さんといえば、セリフを覚えてこないので有名。台本を読んでないことがハッキリしたこともありました。山城新伍さん(故人)がゲストの時、丹波さんが『グッモーニン! グッモーニン!』って入ってきて、山城さんを見てビックリしてました。『新伍、お前なんでここにいるんだ?』って。新伍さんも新伍さんで『オッサン、どうせ台本読んでないから知らないだろうけど、1ページ目にオレの名前書いてあるだろ』って。丹波さんは『お前、出てるのか』、新伍さんは『出てちゃ悪いかよ。台本読んでから入ってこいよ』って」と、たまたま見ていた2人のやりとりを再現し、自らも大笑いしていた。

ただ倉田は「Gメンというのは、丹波さんがいなかったらカッコつかないですよね。やっぱり大黒柱。丹波哲郎がいて、僕らがいる。役者がただ、そろっていればいい番組じゃない」と、存在感を大きさを改めて語り、会場をうならせていた。