高橋文哉(24)の主演映画「ブルーロック」(瀧悠輔監督、7日公開)を製作した、製作会社クレデウスの松橋真三プロデューサー(56)の初の著書「凡人プロデューサー 日本映画で世界を変える!」(小学館)発売記念トークイベントが2日、都内の代官山蔦屋書店で開かれた。席上で、高橋は3年半前に松橋氏にオファーされた時は「実力と町で知られている数が全く合っていない。1年くらい、悩んでいた」段階で「救われた」と明かした。
「ブルーロック」は、累計発行部数6000万部超のサッカー漫画の実写映画化作品。高橋は、日本をW杯優勝に導くFWを育成するため全国から集められ、サバイバルを繰り広げる300人の高校生の1人、潔世一を演じた。サッカー経験がなく、劇中のサッカー監修を務めた元日本代表MF松井大輔氏(45)に2年前に会った際は「お互いヤバい」というレベルで、最初は1対1で指導を受け、1年半、トレーニングし25年9~12月まで4カ月の撮影に挑んだ。
高橋は「いろいろな作品で主演させていただいていますけど、意気込み、覚悟が違う。1番、感謝しているのは3年前、21、22歳で悩んでいた。実力と町で知っている数が全くあっていない。1年くらい、悩んでいた」と吐露。その上で「自分を、どこかのビジョンで見たり、CMで見る機会が増え、毎日、お芝居に行っているけど、やるせなさはどうだろう? と思ったところで、救われた」と感謝。「2030年、と言われたら。ピンとこない。22年にやっていたから。26年まで頑張れと言ってもらっている…」と感謝を重ねた。
松橋氏は、高橋と対面した当初を振り返り「高橋さんが気になるので、会わせていただけないかなと会わせていただいたら『キングダム』のお話をして…」と、高橋が松橋氏プロデュースの大ヒットシリーズ「キングダム」の出演を望んでいたと明かした。高橋が「3年半前、若手の俳優は『キングダム』に出たかった。会いたいと言ってくれて…出る気満々で、どう出させてもらおうかと話をしていた」と振り返った。
松橋氏は「ところが私の中では『ブルーロック』の世一。先に『サッカー、やったことあります?』って聞いてから『『ブルーロック』知ってます? すごい面白いよね』と…。人柄が分かっていたので、お願いしたいと。やるとしたら誰が良いですか? と聞きたくて、世一とおっしゃった。ピースがはまった」と振り返った。
松橋氏は「『ブルーロック』この先もやっていきたいと言ったら、やっていただけますか?」と高橋にリクエスト。高橋から「もちろん、もちろん、やり続けられる人間でいたい」と快諾すると「シリーズ化を狙いたい大きい作品をやっている。すごい製作費が掛かっている。生半可なヒットでは作れない」と語った。【村上幸将】



