大井川鉄道(静岡・島田市)は、蒸気機関車(SL)の「C56形135号機」の復活運転を目指し、クラウドファンディング(CF)で資金を募っているが、目標の1億円に達していないとして、あらためて支援を呼びかけた。
9月20日にCFを始めたが、大井川鉄道の公式ツイッターは16日、「【大井川鐵道から皆さまへ大切なお願い】」として、「挑戦期間も残り2週間。これまでご支援、応援いただき、本当にありがとうございます。絶対に達成したい目標の1億円には足りません」と現状を報告。「私たちから改めて、今回の動態化プロジェクトにかける想いを伝えさせてください」として、CFサイトに長文を掲載した。
修繕にかかる費用は3億円。このうち1億円をCFで募っている。実施期間は11月30日までだが、17日午前7時現在までに集まった支援金は約3500万円。さらに、CF開始直後に見舞われた台風15号による被害でいまだに全線復旧の見通しも立っていない状況だ。「蒸気機関車そのものを動態化しなければ、けん引される客車も価値を失ってしまうのではないか。復活のシンボルとしてC56形135号機の動態化が今こそ必要だと考えます」とし、「あなたのご支援が、昭和の鉄道文化を将来へ、未来へつないでくれます。どうか、皆さまの意志を、そして熱い想いを、私たち大井川鉄道に託していただけないでしょうか」と呼びかけた。

