参院選比例で約30万票を集めながら落選となったNHK党現職の浜田聡氏(48)が21日、自身のYouTubeを更新。今後の見通しについて語った。
同党が国政政党の要件も満たせなかったことに「大変残念な結果になってしまいました」とし、支援者に謝罪。「議席も取れなかったことも痛いんですけど、全国で2%をクリアできなかったことで、国政政党復帰要件を満たせなかったことが痛い。これをクリアしていれば、数億円の政党助成金が使える、ということで、立花孝志党首はこれを目的としていた。これが思惑通りにいかなかった」とした。
また党の敗因として「組織力強化が我々にとってはまだまだ不十分だった。そこが特に、参政党さんとの大きな違い、というところになろうかと思います」と分析。「具体的には地方組織といいますか、地方議員ですね。そして党員獲得などすべてにおいて、参政党さんは非常に成果を出されて、今後も伸びていかれるんだろうと思います。我々もしっかりと吸収できるところは吸収していかなければいけないと考えております」とした。
自身の活動については「NHK党におりまして、基本的に国会のことについては、他党に比べると制限がない。自由に活動させていただいている」と現状を説明した上で、今後については「今後の方針についてはすぐには決まらないと思います」とした。また同党の福永克也氏が、立花党首が意欲を示している兵庫県議選への出馬案を提案していることについて「それも含めて、今後NHK党としてどのように挑戦していくのかは、いろいろと考えていく。何より、国民に必要とされなければ、同じような結果になる」と語った。
また、参政党について再度言及。参政党がタウンミーティングを精力的に行い、地方議員を強化していることについて、「我々も見習うところはある。参政党さんの良いところは吸収して行けたら。地方議員を増やす、というところは我々もさぼっていた、重視していなかった」と語った。
YouTubeやXなどでの発信も続ける予定。「立花さんと今後もしっかりと協力して、政治の方に挑戦していけたらと思います」と、NHK党、立花氏との今後の共闘継続も明言した。「NHKの問題が解決したということ…完全に解決してないですし、まだスクランブル放送もなされてないですけど、暴力的な集金人はいなくなった。そういった実績はしっかり周知していきつつ、引き続き残されたNHKの問題を扱いつつ、兵庫県の問題を、次の兵庫県議会議員選挙はそう遠くない。私がどうするかは別にして、注目はしていきたい」と語った。
一方、次の衆院選出馬については「次の衆院選で挑戦することもままならない、そんな状態かもしれませんが、とりあえず、時間をかけてゆっくりやっていきたい」と明言しなかった。
浜田氏は放射線科専門医で、19年10月に参院議員だった立花孝志党首が、参院の埼玉県選出議員補欠選挙に出馬し、自動失職したことに伴い、繰上当選となり1期目だった。
Xでも情報や政策を積極的に発信し、フォロワーは22万人を超える。法案提出なども精力的に行っており、Xでは「浜田さん」がトレンドワード入り。「浜田聡さんの損失は痛い」などと惜しむ声もあった。

