<1>天皇賞・秋(1着イクイノックス)

天皇賞・秋で大逃げするパンサラッサ(右端)。勝ったイクイノックスは左から2頭目
天皇賞・秋で大逃げするパンサラッサ(右端)。勝ったイクイノックスは左から2頭目

7番人気のパンサラッサが快足を飛ばして大逃げ。1000メートル通過は、98年サイレンススズカとまったく同じ57秒4のハイペースだった。4角でも後続との差は10馬身以上。直線も独走状態だったが、3歳馬イクイノックスが馬群から1頭だけ抜け出して猛追。上がり最速32秒7という究極の末脚でとらえると、最後は1馬身差をつけてG1初勝利を飾った。

そのイクイノックスの強さも光ったが、思い切った逃げで2着に粘ったパンサラッサにも称賛の声が多くあがった。


<2>ダービー(1着ドウデュース)

ダービーを制したドウデュースと武豊騎手(2022年5月29日撮影)
ダービーを制したドウデュースと武豊騎手(2022年5月29日撮影)

3番人気ドウデュースに騎乗した武豊騎手が、歴代最多記録を伸ばすダービー6勝目を手にした。道中は後方に待機し、直線は外から鋭い末脚を発揮。同じような位置から追ってきた2番人気イクイノックスの追い上げを首差、振り切った。

勝ち時計2分21秒9はダービーレコード。鞍上は最年長(53歳)でのダービー制覇。ウイニングランでは東京競馬場に「ユタカコール」が響いた。


<3>有馬記念(1着イクイノックス)

有馬記念を制したイクイノックス(左端)(2022年12月25日撮影)
有馬記念を制したイクイノックス(左端)(2022年12月25日撮影)

3歳馬ながら1番人気に支持されたイクイノックスが、中団追走から絶好の手応えで直線へ。1頭だけ次元の違う伸び脚を見せ、豪華メンバーを相手に2馬身半差の快勝を飾った。天皇賞・秋に続くG1・2勝目を挙げ、23年の飛躍を期待させた。

2着は、最後の有馬記念騎乗となった福永祐一騎手のボルドグフーシュ。

3歳馬のワンツーは76年1着トウショウボーイ-2着テンポイント、83年1着リードホーユー-2着テュデナムキング、94年1着ナリタブライアン-2着ヒシアマゾン以来、28年ぶり4回目だった。