リッカルド(せん13、佐藤裕)の引退が発表された。今年の初戦に予定していた1月の報知グランプリCを競走除外。大事を取っての回避で、当初は今日8日の駿麗賞にスライドするとのことだったが、状態が改善せず、佐藤裕師は「万全で挑めるコンディションではなかったので」と断念。船橋競馬場の誘導馬を目指すことになったという。
10歳以上は前年に入着歴のあるA1馬だけが在籍可能な南関東。昨年4月の柏の葉オープンを勝ち、13歳の今年も船橋で現役続行の権利を得ていた。「1月の追い切りで一生懸命走って体を痛めてしまって」。相変わらずの気力に体が追いつかなかった。「走りたい気持ちでいっぱいだったんですけど、誘導馬の話も前向きな返事がいただけたので、ここで無理させたくなかったので」。師が引退後のことも考え始めた直後のアクシデントだった。
18年2月の報知グランプリCから始まった転入初戦からの重賞4連勝は「すごいインパクトで厩舎に勢いを与えてくれて。今の厩舎の成績があるのはリッカルドのおかげだと思っています」。7歳で師の下にやってきた芦毛のせん馬は12歳までの6年間で11勝を挙げた。【牛山基康】



