引退が決まったリッカルド(せん13、佐藤裕)。船橋での約6年間を管理した佐藤裕太師(48)は「大事に使わせてもらい、オーナーには感謝しています。たくさんの方に応援していただいて、いろいろな方が携わってきたので、いいセカンドステージに送り出したいという思いがあって」と船橋競馬場での誘導馬の話を進めた。結果的にラストランとなった昨年12月9日のビオラ賞は代替開催で無観客の大井。現役最後の姿をファンは見られなかった。
「最近は乗ってあげられなかったので、最後ぐらいは乗せてほしいと志願したんですが…」と話す矢野貴之騎手(39)もパートナーというよりファンの1人。8日の駿麗賞の出走がかなえば騎乗予定だった。6年前の転入初戦からの重賞4連勝は「僕が気持ち的に苦しい時に転入してきたんです。その時期は本当に心の支えになって」と思い入れが強い。昨年4月の柏の葉オープンでは12歳での勝利に感動。表彰式のインタビューで涙ぐんだ。
「これからまた頑張らなければいけないんでしょうけど、ぜひ誘導馬になってほしい。なんなら乗ってもいい(笑い)」。ファンにとっても矢野騎手にとっても船橋での再会が待ち遠しいことだろう。【牛山基康】



