前開催の5月8日、1200メートルで争われたB2特別のサファイアスプリントにハセノブライアン(牡3、張田)が出走した。格付け初戦で3番人気ながら2馬身差の逃げ切りで完勝。見届けた張田師は「予定通り若潮で」。2歳の暮れから目標としてきた3歳重賞の若潮スプリント(S3、1200メートル、4日=船橋)に向け、ステップに古馬相手の自己条件をたたかれた。

意外なローテーションに思えたが、3歳の短距離はそれだけオープンの番組が少ないということだ。予定していた3月19日のネクストスター東日本が悪天候で取りやめ。4月10日にスライドとなったが、4月3日に行われた若潮スプリントトライアルのクロッカススプリントにも出走。連闘に師は「若潮に向けて心臓を作りたい」と話していた。その2戦を3、7着として臨んだ前走は勝ちタイムも上々の1分13秒9。昨年の12月30日に大井1200メートルのひばり特別で翌日のA2下特別より速い1分13秒2を出したスピードが戻ってきた。騎乗した初コンビの西騎手は「54キロで走れたのもあったけど、速かったですね。いい意味でまだ緩さが残っていて、成長しそうです」。本番は57キロの克服だけが課題か。【牛山基康】