これはマイラーの強さかもしれない。16日のサンタアニタTを勝ち、昨年4月のブリリアントCから続いた連敗に終止符を打ったランリョウオー(牡7、小久保)。2600メートルの金盃から約1年半ぶりの重賞6勝目を1600メートルで挙げた。
連敗中も手綱を取り続けてきた本橋騎手は「乗っていて終わっているとは思えなかった。本当に終わっていたらスタートもあんなに出ない」と感じていたという。前走の武蔵国オープン6着から約2カ月半。装鞍所で再会した鞍上は「皮膚感が良くなっていました。あとはオーラ的なものも出していましたね。オープンになればなるほど雰囲気で出しますから」と良化を実感。馬体の張りが変わり、表情も違っていたという。
ここまで36戦、そのうち32戦でコンビを組んできた主戦は「まだストライドがちょっと小さい。良くなる要素はまだあります」と話す。行きっぷりも「いい時はなだめるのが大変でしたから」。今回はそこまでではなかったという。それでいて3番手から4角で前に並ぶと直線で切れた。舞台も合っていたのか。長距離でも勝ってきたことが不思議なほどの内容で復活ののろしを上げた。【牛山基康】



