27年から笠松のオグリキャップ記念が、28年から浦和の桜花賞が、重賞として取り扱わないJRAオープン交流競走として行われると発表された。JRAオープン交流競走とは将来的にダートグレード競走としての実施、国際格付けの取得を目指すものだという。

地方競馬の重賞が新たにJRAとの交流競走となった場合、以前なら当初からJpn表記のグレードが付されたり、ダート交流重賞と称してグレードのない重賞からスタートしたのちにグレードが付されたりしていた。浦和では11年に新たに交流となったオーバルスプリントがダート交流重賞としてスタートしたのちにJpn3となっている。だが、桜花賞は重賞として取り扱わないオープン競走からスタートするという。

国際格付けを取得するにあたり、最低でも2年間はオープン競走として実施したうえで、その間のレースレーティングなどにより、グレード競走になるか、リステッド競走になるかが決まるという。グレード競走に格付けされるまで重賞として取り扱われなくなるのはやむを得ないようだ。国際化の流れには逆らえないが、伝統の桜花賞だけに何やら寂しい気持ちになる。さらに競走名も変更予定だというからなおさらだ。

来年が現行の条件で行われる最後の桜花賞。再来年以降を見据え、その時点でのJRAの3歳牝馬がどんな状況なのかも気にしながら見届けたい。【牛山基康】