今年最初のロンジン・ワールドベストレースホースランキング(2025年1月1日から3月9日まで)が13日に発表されました。

トップは、G1サウジカップでロマンチックウォリアーを差しきった日本のフォーエバーヤング。レーティングは128となりました。これは過去10年の同時期のランキングで2018年のガンランナー、ウィンクスに次ぐ優秀なもの。日本馬では2023年のG1ドバイシーマクラシックを完勝したイクイノックスが4月集計の発表で129とされていますが、フォーエバーヤングも、これ近づく評価と言えるでしょう。

2018年(3月)に129の評価を受けたガンランナーは前年の米年度代表馬で、この年は種牡馬入り前の1月に当時、高額賞金で話題となったG1ペガサスワールドカップに出走。2着のウエストコースト(レーティング124)に2馬身半差をつけて優勝、3着ガンナヴェラが2着から10馬身以上離れたことで高い評価を受けました。一方、オーストラリアのウィンクスは前年の最終レーティングで132を獲得していましたが、年明けは3月3日のG1チッピングノートンステークスの6馬身差圧勝に129がつけられました。

1戦1勝で引退したガンランナーの最終レーティングは見直されて127に落ち着きましたが、129からスタートしたウィンクスその後、G1レースに6連勝。最終レーティングを130に上げ、G1英チャンピオンステークスなど3つのG1を制したクラックスマンとともに頂点に立ってシーズンを終えました。

過去10年の3月発表時点の最高馬の最終レーティングを以下にまとめました。年間を通してレーティングを下げた馬もいますが、その多くは評価を上げています

フェーエバーヤングは、4月5日のG1ドバイワールドカップが控え、これに次ぐ127となったロマンチックウォリアーは再び、芝に戻ってG1ドバイターフに出走します。評価は相手関係や勝ち方で大きく変わりますが、この2頭のこれからのレーティング推移に注目したいと思います。

過去10年のロンジンワールドベストレースホースランキング(年初3月発表時)の首位馬と年間最終レーティング

2024年ナショナルトレジャー(米国)121最終レーティング121

セニョールバスカドール(米国)121同120

2023年ゴールデンシックスティー(香港)125同126

2022年ライフイズグッド(米国)124同125

2021年ミシュリフ(英国)122同127

2020年*ガイヤース(英国)127同130<世界一>

2019年ビューティジェネレーション(香港)125同127

シティオブライト(米国)125同124

ウィンクス(オーストラリア)125同125

2018年ガンランナー(米国)129同127

ウィンクス(オーストラリア)129同130<世界一>

2017年アロゲート(米国)127同134<世界一>

ウィンクス(オーストラリア)127同132

2016年カリフォルニアクローム(米国)121同133

ドゥラメンテ(日本)121同121

ポストポンド(英国)121同124

2015年シェアドビリーフ(米国)125同126


※2020年はコロナ禍のため初回6月に発表

レース成績等は2025年3月14日現在