3番人気のパライバトルマリンが4角先頭から押し切り、重賞初挑戦にして初制覇を飾った。
時計は2分20秒4(やや重)。関東オークスは戸崎圭太騎手(42)が16年以来2勝目、林徹調教師(44)は初制覇となった。
初物ずくめのレースを初コンビの鞍上とともに突破した。道中は逃げたフェブランシェを見ながら2番手。2周目の4角で先頭に立つと、そのまま力強く押し切った。これまでの3戦はいずれもマイル戦。戸崎騎手は「追い切りに乗って少し距離の不安を感じたけど、道中はすごくゆったり走ってくれた。クリアできたことで視野も広がると思います」と会心の勝利に笑顔。林師は「どれだけ距離延長に対応できるかが一番の鍵でした。ジョッキーが完璧に折り合ってスムーズな競馬。先が楽しみになりました」とたたえた。課題を乗り越えてつかみ取った3歳ダート女王の座。次走未定も、今後の活躍から目が離せない。【渡辺嘉朗】
◆パライバトルマリン ▽父 マリブムーン▽母 プライヴェイトジェット(スマートストライク)▽牝3▽馬主 吉田和美▽調教師 林徹(美浦)▽生産国 米国▽戦績 4戦3勝(うち地方1戦1勝)▽総収得賞金 5100万円(うち地方3500万円)▽馬名の由来 希少価値のあるトルマリン
●勝負服
<クレメダンジュ=2着>和田竜騎手 出来もよく、スタートも切れて、いいところにつけられたけど、勝負どころで動けないところに入ってしまった。一戦ごとに力をつけている。今後が楽しみです。
<メイショウオーロラ=3着>横山典騎手 よく頑張りましたね。よく落ち着いて走ってくれました。
<メイドイットマム=4着>本橋孝騎手 3コーナーで踏ん張れていればまた違ったんでしょうけど…。これからそこの成長を願うぐらいで、あとは言うことないです。力のあるところは見せられたと思う。
<マルグリッド=5着>今野忠騎手 周囲や左回りを気にして、もたれながら走っていた。それでも最後は伸びた。これからも活躍できそう。
<フークエンジェル=6着>矢野貴騎手 向正面をゆっくり行きたかった。場所を取るのにひと脚使ってしまって、その分、ゴール前で止まった。でも見せ場はあったと思う。
<フェブランシェ=7着>ルメール騎手 跳びの大きい馬。小さい競馬場はあまりよくない。物見しながらでも冷静に走ってくれたけど、(最後に)ブレーキした。一生懸命走らない。
<ワイズゴールド=8着>達城龍騎手 器用な馬で頑張ってはくれるんですけど、メンバーも違って、距離も長くて、さすがに力差で負けましたね。

