1番人気キモンルビー(牝6、川島正)が逃げ切って重賞を連勝し、首差2着に惜敗した昨年のリベンジを果たした。勝ちタイムは59秒7。御神本訓史騎手(41)は18年アピア以来2勝目、川島正一調教師(54)は初制覇となった。

「ちょっとスタートが遅れたので、ヒヤッとしたけど、そのリカバリーが上手だった」と鞍上。大外のメイプルシスターが抜群のスタートでハナに立ちかけたが、二の脚の速さで先頭を奪った。その後2頭で併走になったが、直線に向くと独走。最後の最後に昨年の勝ち馬ギシギシに迫られても「状態の良さと根性で勝ち切ってくれた」と半馬身差でゴールに飛び込んだ。

これには師も「一瞬、去年差されたのがよぎったけど、セーフティーリードだからしのげると思った」。これで1000メートル以下だけで重賞3勝目。今後も「短いところのローテで回っていく」。短距離女王の活躍は続きそうだ。【牛山基康】

 

◆キモンルビー▽父 コパノリチャード▽母 キモンレッド(サウスヴィグラス)▽牝6▽馬主 小林祥晃▽調教師 川島正一(船橋)▽生産者 西村和夫(北海道新ひだか町)▽戦績 38戦17勝(うち中央10戦0勝)▽総収得賞金 1億797万8000円(うち中央77万円)▽主な勝ち鞍 22年船橋記念(S3)、23年川崎スパーキングスプリント(S3)▽馬名の由来 冠名+ルビー(宝石)

 

<ギシギシ=2着>矢野騎手 ダッシュ力で上には上がいますね。ただ、今までにない競馬で内容は収穫。外枠だったらと思うくらいのいい競馬でした。

<プリモパイソン=3着>吉原騎手 しんどくなるかなと思ったけど、直線でハミを取ってくれた。前回離された相手にも食らい付いていけましたね。

<ブンロート=4着>和田騎手 直線はいい脚。千だと少し忙しく、千二の方がいいかもしれませんね。

<サダムスキャット=5着>笹川騎手 必ずしも1000メートルが適条件ではないかな。外を回らされたけど、気持ちを切らさず頑張ってくれました。