今年の有馬記念(G1、芝2500メートル、28日=中山)、日刊スポーツでは特別企画「有馬記念に挑んだメイショウたち」を連載します。メイショウの冠名で知られ、競馬を愛した故人、松本好雄オーナーをしのびます。第2回はメイショウオウドウ。
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メイショウオウドウは父サンデーサイレンス、母アルタデナという血統で95年生まれ、浦河町の松栄牧場の生産馬。飯田明弘調教師が管理し、飯田祐史騎手(現調教師)が主戦を務めた。
デビューは97年夏の小倉芝1200メートル。1番人気に応えて2歳新馬戦を制したが、その後に骨折が判明。翌年5月の京都4歳特別で復帰し、9番人気で3着に好走するが、ダービーには出走できなかった。ラジオたんぱ賞2着、翌年の朝日チャレンジC、毎日王冠で2着。3歳秋の京都新聞杯前に骨折し、2度目の長期休養もあった。惜敗続きの馬が重賞初制覇を果たしたのは00年の大阪杯(当時G2)。この勝利はデビュー8年目の飯田祐史騎手にとってもうれしい重賞初制覇だった。
有馬記念は00年、01年にメイショウドトウとともに参戦し、どちらも8着。00年秋のマイルCS、01年春の安田記念ではいずれも最速上がりで3着に好走。01年有馬記念のステップになった鳴尾記念は意表を突く逃げ切りを決めた。ファンの印象にも強く残っている。
メイショウオウドウの引退を報じる日刊スポーツの記事(01年12月29日付)には松本好雄オーナーがコメントを寄せている。「この年齢になって逆に安定し、鳴尾記念を勝ったことでもう1年やっていけると思った。ただ、浦河地区にはサンデーサイレンスの血が少なく、ぜひにと強い要望があった。迷ったけれども、オウドウの子供に託してみようと考えた」。
◆メイショウオウドウの有馬記念成績 00年8着、01年8着

