有馬記念は1956年に「中山グランプリ」として創設された。「暮れの中山競馬場でダービーに日本ダービーに匹敵するような大レースを」と提唱したのが、当時の有馬頼寧(よりやす)理事長。57年1月に急逝した同理事長の功績をたたえ、57年から「有馬記念」に改称されている。

世界に誇るエンターテインメントである日本の中央競馬。主催者のトップに立つJRA理事長の給料はどれほどか。JRAホームページ内の「役員に対する報酬及び慰労金の支給の基準」という文書ですべて公開されている。

役員の給与は「本俸及び諸手当(特別調整手当及び特別手当)からなるもの」とされており、参考として理事長の本俸は月額123万9000円(24年4月1日現在)となっている(副理事長は106万5000円、常務理事は96万円、理事は90万8000円など)。

24年(令和6)度の「役職員の報酬・給与等について」という文書では支給状況を公開。24年は理事長に2371万8000円が支給されている。

多忙であり、世界に誇る日本の中央競馬のトップに立っている理事長。現在は第16代目で、吉田正義氏が務めている。JRAホームページに掲載されている「日本中央競馬会における役員の給与等の支給の基準」における「基本的な考え方」は「役員の給与等は、各役職の職責及び必要とされる能力に応じたものであること」「役員の給与等は、勝馬投票券の売上・利益等の業績を勘案し、日本中央競馬会の適切な事業運営及びお客様サービスの維持・向上を図るために必要な人材を確保する上での競争力を考慮するとともに、民間企業等の役員及びそれに相当する国家公務員の処遇の実情をも勘案すること」とされている。