6番人気のジョージテソーロが直線の争いから抜け出し、重賞初制覇を飾った。北海道の落合玄太騎手(27)は南関東の重賞は初勝利。小久保智調教師(54)はリアライズリンクスで制した17年以来の京成盃GM制覇となった。
道中は好位のインで4~5番手をキープ。直線に向いてエンジンがかかると、最後は大外から伸びるウィリアムバローズ、内で踏ん張るリコースパローの間から抜け出した。「いい反応をしてくれました」とパートナーをたたえた落合騎手。前走フジノウェーブ記念でコンビを組み、1歩及ばずの2着だったが、継続騎乗で見事に結果を出した。「脚質に自在性があるし、これからも南関東の重賞でいい競馬ができると思います。まだ若くて、これからも楽しみがある馬」と先々への期待も十分。強豪集ったS1の覇者として堂々、マイル戦線の主役を張っていく。【渡辺嘉朗】
◆馬歴
ジョージテソーロ ▽父 ベストウォーリア▽母 グリンテソーロ(カジノドライヴ)▽牡5▽馬主 了徳寺健二ホールディングス(株)▽調教師 小久保智(浦和)▽生産者 本間牧場(北海道日高町)▽戦績 22戦6勝(うち中央18戦4勝)▽総獲得賞金 1億1952万1000円(うち中央7727万1000円)▽馬名の由来 人名より+冠名
◆勝負服
〈ウィリアムバローズ=2着〉笹川騎手 多少3、4コーナー(で動くの)が早かったにしても最後の1ハロンは余力がなかった。ただ前2頭が同厩舎で、僕も攻めないわけにはいかなかった。勝った馬に展開が向いたと思います。
〈リコースパロー=3着〉沢田騎手 内枠を引いたら行くしかないと決めていた。いきなりメンバーが上がりましたけど、期待通りの走りはしてくれました。
〈サントノーレ=4着〉石川倭騎手 ペース的には落ち着いていたけど、かみ合わないところがあった。
〈キングストンボーイ=5着〉吉原騎手 ブリンカーを試してみて、ゲートの出が良くなくて後ろから。ちょっとちぐはぐになってしまった。1800メートルの方が競馬はしやすいかな。
〈ゴールドレガシー=6着〉矢野騎手 馬場が合わないのか、のめって走っているようなところはあったけど、この馬なりにはよく詰めています。できれば内で我慢したかったですね。

