凱旋門賞(10月4日)へ向け、現地の前哨戦が行われた。

古馬のフォワ賞は昨年の凱旋門賞馬ダリズ(牡4、F・グラファール)が快勝した。鞍上はミカエル・バルザローナ騎手で勝ちタイムは2分30秒89。

道悪のコロネーションCを圧勝したベイシティローラーがマイペースで逃げる展開。2番手を進んだダリズは最後の直線できっちりと差し切った。この日同じコースで行われたヴェルメイユ賞(2分25秒46)、ニエル賞(2分25秒70)と比較すると、勝ちタイムは5秒以上遅かったものの、ダリズがマークした上がり3ハロンはこの日の3競走の出走馬で最速となる32秒57。あらためて、その鬼脚ぶりを見せつけた。

今シーズンはガネー賞、アガカーン4世賞(イスパーン賞)を制し、英国遠征のプリンスオブウェールズSで3着。今回は大事な秋初戦だった。管理するフランシス・グラファール調教師は「復帰戦でダリズがこのような落ち着きと振る舞いを見せたことは重要でした。(先月に)ドーヴィル競馬場の公開調教も順調で、今日はすべてが理想的な形で進みました。彼は乗りやすく、精神的にもリラックスしていました。レース展開も良く、ベイシティローラーが先頭に立ち、上り坂の頂上でペースを上げましたが、ダリズはその時点でしっかりとハミを取っていました。直線での加速も素晴らしかったです。現在の馬体重はレース時の適正体重より6キロ重いだけです。凱旋門賞の当日には万全の状態になっているでしょう」と自信を見せている。