【DeNA石田健大】「マウンドでシャドーピッチング」をハマスタでも繰り返す理由

DeNA石田健大投手(33)は、試合前練習が始まる前に必ずマウンドに向かって、シャドーピッチングをします。ビジター球場での3連戦初戦によく見られる光景ですが、本拠地横浜スタジアムでも毎回、マウンドで行います。プロ12年目のベテラン左腕に、その理由、意図を聞きました。

プロ野球

★石田健大投手が語った主な内容

  • マウンドでシャドーピッチングする理由
  • ホームベースが「遠く見える時」は状態が良くない
  • どん底を見てきたからこそ「恩返し」の思い

◆石田健大(いしだ・けんた)1993年(平5)3月1日、広島市生まれ。広島工では1年夏からベンチ入りし、2年秋からエース。3年春の広島県大会は2回戦でノーヒットノーランを達成した。3年春の中国大会優勝も、甲子園出場はなし。法大では東京6大学リーグ通算19勝16敗。14年ドラフト2位でDeNA入団。15年7月14日巨人戦(横浜)で公式戦初出場。昨季まで通算245試合、39勝46敗、37ホールド、防御率3・47。180センチ、85キロ。左投げ左打ち。今季推定年俸8000万円。

9月14日、巨人戦で左肩の肉離れから復帰、延長10回から8番手で登板した登板したDeNA石田健大

9月14日、巨人戦で左肩の肉離れから復帰、延長10回から8番手で登板した登板したDeNA石田健大

その日のマウンドからホームまでの距離チェック

午後6時開始のナイターが行われる日の午後1時30分、グラウンドにまだ選手もスタッフもまばらな試合前練習の開始前、ベンチからグラウンドに足を踏み入れた石田健は、一直線でマウンドに直行し、静かにシャドーピッチングする。

ビジター球場の3連戦初戦はもちろん、本拠地横浜スタジアムでも毎回、マウンドに立ち、自身の体、球場、マウンドと会話するように左腕を振り、投手練習が行われる外野へと向かっていく。

石田健 その日のマウンドからホームまでの距離をチェックしています。マウンドから「今日はどう見えるかな」っていうことを確認しています。

不慣れなビジター球場ならよく見る光景だが、開幕投手を3度務めた経験を持ち、プロ12年目のベテランが、慣れ親しんだホーム球場で毎回する意図は何だろうか。

本文残り65% (1392文字/2132文字)

兵庫県出身。報徳学園、関大を経て、2007年に日刊スポーツに入社。
野球部に配属され、同年12月までアマチュア野球担当、 2008年から11年まで1期目の巨人担当、2012~13年まで西武担当(2013年はWBC担当)、2014~16年まで2期目の巨人担当、 2017~18年までアマチュア野球担当、2019~20年まで3期目の巨人担当、2021年は遊軍、2022年からDeNA担当。26年は遊軍。
身長169・5センチ、体重58~63キロをいったりきたり。