不安定な走路状況の中で行われた4R一般戦で、牧野貴博(52=川口)は2着に食い込んだ。
「手前を求めて調整した。レースではタイヤの跳ねもなかった。4日目は、この状態で晴れを走ってみたい」。船橋所属時代から選手生活は30年以上。2000年のオート発祥記念・船橋オート祭でG1戦を制覇。これまで、通算462勝して10度の優勝を果たしている。長男は、浜松所属で36期生の牧野竜人。「川口市で育ったので、オートレーサーは憧れの職業だった。23期の試験は落ちて、24期で合格した。30年の間には、いろいろなことがあった。G1も優勝できたり、船橋は閉鎖になったし、大きなけがもあった。昔の選手は個性派が多かった。当時の船橋は『四天王』がいてレベルが高く、とんでもない世界に入ってしまったと思った。とにかく片平巧さんは速かったね! 勝てる気がしなかった」。しみじみと振り返っていた。
息子の竜人は今年2月の川口普通開催で、待望のデビュー初優勝を飾った。「ちょうど自分もレース場にいたので観戦していて、おめでとう! と声をかけた。竜人は、自分がG1戦を優勝した開催期間中に生まれたんですよ」。40期生の養成所には、三男が訓練生として在籍。関係者からの評価も高い。次男も選手を目指して受験しているそうだ。私生活では、「リハビリを兼ねて散歩したり、場外馬券売り場にも行く。あとは娘の送り迎えとかしているね。最近は、田所商店の北海道みそラーメンを食べるのが好きです」。レースの意気込みを聞くと、「穴党の人は買ってください(笑い)。以前に浜松の雨走路で、確か500万円ぐらいの記録的な大穴を出したことがある。もちろん、人気になっても頑張りますよ」。残り2日間も、車券に絡んでファンに貢献してくれそう。





















