サッカー女子日本代表なでしこジャパン前監督の佐々木則夫氏(57)が8日、故郷の山形に里帰りした。

 小学1年まで尾花沢市で育った縁で、淳子夫人とともに山形県庁を訪れ、吉村美栄子知事(64)と会談した。

 9年間、女子日本代表の監督を務め、W杯は11年優勝、15年準優勝。五輪は12年ロンドンで準優勝と輝かしい足跡を残した。「女子サッカーが認知されてない中で、形のない夢や希望が形になったのはいい思い出。自分の基盤になった」と感慨深げに振り返った。