MF長谷部誠主将(32)は国際Aマッチ出場100試合の節目を勝利で飾れなかった。

 1-1の後半7分、自陣のエリア手前でボールを奪われ、同9分の決勝点となったPKを与えるきっかけになった。「小さなミスは命取り。本当にチームに迷惑をかけた。取り返していくしかない」と必死に前を向いた。

 不可解な判定もあり、日本に不利な展開ともなったが「自分たちで自分たちの首をしめたのかな。勝負強さや試合運びの甘さは多々ある」と敗戦を認めた。

 自身3度目のW杯最終予選。節目の試合を黒星発進することになり「個人的なことは大事ではなく、チームの結果として非常に残念。初戦が大事と痛感した中での負けで、これからどのように立て直してやっていくか経験のある選手たちが引っ張っていかないといけない」と責任を強く感じていた。