女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」が9日、10日のアジア杯1次リーグ第2戦の韓国戦へ向けた公式練習を行った。

 勝てば出場8カ国中5位までに与えられる19年ワールドカップ(W杯)フランス大会出場権と1次リーグ突破が決まる一戦。シュート練習や紅白戦などを行い、約1時間汗を流した。

 韓国戦に出場すれば国際Aマッチ出場50試合目の節目となるFW岩渕真奈(25)は「(50試合出場は)全然気づいてなかったです。(韓国戦は)自分も結果を出して、勝ってW杯を決めたい」と意気込んだ。

 警戒する選手には韓国の背番号10を背負うFWチ・ソヨンを挙げ「昔から知っていますけど、うまいですし、嫌な選手なので。チーム全員で助け合いながらいきたいと思います」と話した。

 チームは7日の韓国-オーストラリア戦の映像も確認したといい「(韓国は球際で)戦えるチームなので、それに押されないでどれだけボールを持てるかが勝負。内容も大事だけど、とにかく明日は勝ちにいきたい」と2連勝での一気のW杯出場権獲得、そして1次リーグ突破へ強い意欲をみせた。