日本代表の森保一監督(50)が、就任後11戦無敗でアジア杯決勝進出を決めた。FIFAランキング29位のイランに3-0で快勝。右臀部(でんぶ)痛から5試合ぶりに先発復帰したエースFW大迫勇也(28=ブレーメン)が2得点し、守備陣も3試合連続完封勝利。攻守で集中力を切らさない完勝で、優勝した11年以来2大会ぶり5度目の決勝進出を決めた。決勝は2月1日にアブダビで、UAE対カタールの勝者と対戦する。

試合後に行った監督会見の主な内容は、以下の通り。

 

森保監督 イランは今大会もそうですし、これまでの戦績、結果は非常にアジアの中でも優れていて、手ごわい相手になるということ、厳しい戦いを覚悟して臨もうと、選手たちがいい準備をもって、戦う姿勢を持ってチャレンジすることと、我々が勝ってきた自信を持って試合を戦い抜いてくれ、勝利することができて良かったです。

-これまでの試合と比べての変化は

森保監督 変わったこと、変わらなかったことがあると思いますけど、基本的にはあまり変わっていないかなと思ってます。変わったことといえば相手が非常に身体能力、フィジカルの強さをいかして攻め込んでくるということで、戦う姿勢を持って入りからアグレッシブにプレーしてくれた。これまでと試合の展開は変わったかなと思います。

-決勝に向けて

森保監督 攻撃でも守備でもアグレッシブにプレーできた。守備では粘り強く相手にやらせず、相手の攻撃を防ぐことができた。いろんな戦いを、試合の中で、対応力を持って臨機応変にやってくれたのが勝利につながった。決勝の舞台でもベースの部分はもったうえで、試合の中で現実に向き合って、プレーしてくれると思います。