柏レイソルは、今季J2熊本から加入したMF島村拓弥(25)のJ1初ゴールで追いつくも、サガン鳥栖に1-1の引き分けに終わった。
先制したのは鳥栖。前半14分、ゴール右30メートル付近でフリーキックを獲得。MF河原がふわりとした浮き球を送り、FWマルセロ・ヒアンが高さを生かしヘディングでゴール右上に決めた。
柏は立ち上がりから縦パスを絡め、テンポいい攻撃を仕掛ける。なかなかゴールが割れない中、柏は前半40分、MF島村がMFマテウス・サビオのクロスに左足で合わせた。一度は相手GKにセーブされたが、このこぼれ球をネットに突き刺し同点に。島村はドジャースの山本由伸投手の小・中学の同級生。うれしいJ1初得点となった。
後半も柏がアイデアあふれる攻撃でシュートまで持って行くが、最後の精度を欠き、スタンドからはため息が続いた。柏は勝ち越しはならず、2連勝は逃したが、今季はわずか1敗で5戦無敗。