日本サッカー協会は23日、国際親善試合キリンチャレンジ杯トリニダード・トバゴ戦(6月5日、豊田スタジアム)、エルサルバドル戦(同9日、ひとめぼれスタジアム宮城)に臨む日本代表メンバーを発表した。

会見での森保一監督(50)の一問一答は以下の通り。

-川島と岡崎に期待することは

森保監督 2人ともプレーできるだけのコンディションであることをリサーチしたうえで招集させてもらっています。川島はなかなかトップで試合に出場することはできていませんが、しっかりと練習を積めていることと、まだ最終節があるので、そこに向けて、出場に向けてやっているという部分。岡崎に関しても、試合出場は短いながらも、最終戦での試合を映像ですけどチェックさせてもらって、代表としてプレーできるだろうということで招集させてもらいました。

2人に望むことは、プレーの面でもちろんチームに貢献することがまず第一ですけど、彼らの経験というもの、プレーとそしてピッチ内外のコミュニケーションの中で、経験の浅い選手に伝えていってもらえればと思っています。

私が監督をさせてもらっていただいている中で、A代表、そして東京五輪チームの代表の中で、世代間の融合をしたいと思っていますし、これまでたくさんの経験をしてきて日本代表を支えてきてくれた選手たちの持っているものを、少しでもチームに還元してもらえればと思っています。そういう意味でも招集させていただきました。

-招集メンバーが27人である理由と、吉田麻也が招集されていない理由は

森保監督 選手のコンディション的なところで、シーズンが終わって間が空いている選手もいますし、そして、これまで実際に活動を通して見てこられなかった選手もいますので、少し多めに選出、招集させていただいて、そこでキリンチャレンジの試合に臨もうということで考えています。

吉田麻也の件ですけど、メディア情報にもあったとおり、彼は体調を崩していて、コンディションが100%に上がってこないということで、今回は招集を見送らせてもらっています。

-1試合ずつメンバーを絞るのか、全体として1試合ととらえるのか。今回の構想は

森保監督 招集させていただいた選手にできるだけ多くプレーしてもらうこと、特にスタートから使うことで(今までは)やってきましたが、今回はまだ構想としては固まっていません。招集の27人に関しては、キリンチャレンジもそうですけど、先ほどコパの質問もありましたけど、次の大会にもつなげられるということも考えて招集させていただいています。