高倉監督出し切る「なでしこの血は変わっていない」

【レンヌ(フランス)24日=松尾幸之介】サッカーワールドカップ(W杯)フランス大会を戦っているサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の高倉麻子監督(51)とDF清水梨紗(23)が、25日に控えるオランダとの決勝トーナメント1回戦の公式会見に臨んだ。

高倉監督は一発勝負となる同トーナメントの厳しさにも触れつつ「ゲームの入り、流れ、締め方含めて、臨機応変なゲームを読む力だったりが試されるのかなと思います」と意気込んだ。

また、ここまで3試合でわずか2得点の攻撃面については「決めきるところでしっかり決めていくことが勝利に直結する。そこの精度は課題ではありますし、崩しの部分では、もちろん1人1人のひらめき、コンビネーションで積極的にプレーしてもらえばと思います」と話した。

外国人記者からは若い年齢構成となったチームの戦いぶりについての質問も飛んだ。

指揮官は「11年の優勝、15年の準優勝、2回連続のファイナリストという結果をチーム全員が理解しているし、今回が難しいチャレンジになることも理解している」と世代交代の最中にあるチームについて語り「それでも私たちの中に流れている、なでしこジャパンの血は大きく変わっていませんし、持っているものを全部出し切ることを前提に、チームが進歩を遂げていく中で上が見えていけばいいなと思います」と話した。

一方の清水はオランダについて「全員がすごくうまい。そこに負けないように勢いを止めていくこと。失点しないことが大事になってくる」と力を込めた。

清水は日本とオランダが最後に対戦した18年2月のアルガルベ杯での試合で途中出場し、A代表デビューを果たした。同試合は2-6でオランダに大敗。当時を振り返り「チームとして負けてしまったが、あまり嫌な印象はなかった。そこからはレベルアップしていると思うので、明日は全員がハードワークして勝ちをとりにいけたらいいかなと思います」と雪辱を誓った。

その他の写真

  • 公式会見でイヤホンを装着する清水(撮影・山崎安昭)
  • 公式会見で質問に答える高倉監督(撮影・山崎安昭)