森保ジャパン初招集となったMF井手口陽介(23=G大阪)が巻き返しを誓った。

日本代表は16日、19日の国際親善試合ベネズエラ戦(19日、パナソニックスタジアム吹田)に向け大阪近郊で合宿をスタートさせた。W杯アジア2次予選キルギス戦に出場したMF原口らは宿泊先で調整し、18人がピッチで汗を流した。井手口は18年のW杯ロシア大会は本大会直前で落選。ドイツ2部フュルトでは試合出場のチャンスはつかむもけがに泣き、代表からは遠ざかっていた。国内組の選手に与えられた今回のチャンスに、井手口は「0からのスタートだと思う。選ばれたからには数分でも結果を残さないといけない」と気を引き締めた。W杯落選とけがの時期に「絶対に見返すという気持ちでやってきた」と振り返り「あの経験があって良かったねと言ってもらえるような結果を出していければ」と闘志を燃やした。