サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のMF澤穂希(36)が11日、所属のINAC神戸を通じて、結婚を発表した。相手は昨年末に交際を始めた30代の男性で、8日に婚姻届を提出。直筆のコメントで「私の良き理解者」「責任感の強さにひかれた」などと報告した。6~7月の女子W杯カナダ大会で、男女通じて初の6大会連続出場を果たした女子サッカーのパイオニアは妊娠しておらず、16年リオデジャネイロ五輪に向けて現役を続ける。

 澤は11日午後の練習後、神戸市内の練習場でINAC神戸のチームメートに結婚を報告した。照れ笑いを浮かべながら「人妻です」と告げると、驚きの声が上がり、「おめでとうございます」と祝福された。背番号8と婚姻届を提出した8日にあやかって、仲間の手で8度胴上げされた。

 直後、クラブを通じて結婚を報告した。小学校時代に書道を習っていた達筆な自筆で「いつもお世話になっている皆様へ 突然ではありますが…」とつづった。

 男性は10年来の友人で昨年末から付き合い始めたとし、今年に入って結婚を意識したという。「ひとめぼれってほとんどない」と日頃から話すほど慎重な澤らしく、じっくりと関係をはぐくんできたようだ。「一般の方なので」として名前や顔写真の公表はしなかったが、「私の良き理解者であり、何事にも一生懸命に全力で取り組む彼の責任感の強さにひかれました」とのろけた。「これからもお互いを思いやり、支え合いながら二人で明るい家庭を築いていきたいと思います」と締めくくった。

 関係者によると、妊娠はしておらず、現役を続ける。準優勝したW杯カナダ大会後には「現役である限り、リオを目指す」と話しており、来年2月29日~3月9日まで大阪で行われる、リオデジャネイロ五輪のアジア最終予選に挑むことになる。なでしこリーグが再開する9月5日のアウェー新潟戦が、「ミセス澤」のデビューとなりそうだ。