引退を表明した「なでしこジャパン」の顔、澤穂希(37)は、20年東京五輪や日本が招致を目指す23年女子W杯に向けて、次のステージでの活躍が期待されている。日本サッカー協会の小倉純二名誉会長(77)が16日、東京・本郷のJFAハウスで取材に応じ、23年女子W杯の組織委員会のトップを任せたい考えを示した。
JFAハウスで会議を終えた小倉名誉会長は「さっき会議の席で話題になって知りました。ちょっと残念です」と切り出した。「リオまでやってくれると思っていた。彼女の大きさは、佐々木監督が一番感じているところだと思う。今年のW杯でも、苦しい時にしっかりチームを支えてくれた」。澤不在だったW杯カナダ大会前の戦いで苦戦が続いたことも挙げつつ、澤の存在の大きさを強調した。
だが、小倉名誉会長は残念がるだけでは終わらなかった。「彼女には、日本への招致に動いている23年のW杯で、組織委員長をやってもらいたいんですよ」とうなずいた。以前から折に触れ、そういう考えは示していた。今回、本人が現役を退いたことを受け「今からメールします。次の仕事は決まっているぞ、とね」と“正式オファー”を送ることを明言した。



