ヴィッセル神戸の高卒ルーキーＭＦ郷家友太（１８）が、ホロ苦プロデビューを果たした。左サイドハーフで公式戦初出場初先発。前半３４分にフリーでシュートを放ったがゴールを奪えず「中途半端に振り抜いてしまった」と反省。チームは前半に２失点するも、後半にＦＷポドルスキの２得点でドローに持ち込んだ。

　ＭＦ郷家がプロデビューを果たした。チャンスは前半３４分。ＦＷポドルスキが落としたボールがフリーの郷家へ。ＧＫと１対１でシュートを放つもＧＫ正面でネットを揺らすことはできなかった。「オフサイドを気にして中途半端に振り抜いて締まった」と唇をかみつつも「練習よりはできた」と手応えも口にした。

　青森山田では２年から主力として出場し、選手権優勝に貢献。神戸加入後は紅白戦で主力組に入った。だが開幕直前に体調を崩して開幕スタメンを逃し「早く結果を」と焦りばかりが募った。やっと迎えたデビュー戦。ゴールを奪うことはできなかったが、吉田監督は「良いパフォーマンスもできていた」と高評価だ。反省も手応えも糧にしてルーキーは突き進む。