2位のINAC神戸がDF高瀬愛実(27)の1点を守り抜き、首位日テレとの勝ち点3差をキープした。

前半3分、FKからのこぼれ球を高瀬が左足で押し込んで先制。シュート21本を放ちながら追加点を奪えなかったが、貴重な勝ち点3を得た。

右サイドバックで先発した高瀬は「いい時間に取れて良かった。1つも落とせない試合が続くので、またスタジアムで応援していただきたいです」とファンに呼びかけた。

前節は敵地のノジマステラ神奈川相模原戦で3-3のドロー。第16節に控える日テレとの直接対決に向けて、なでしこジャパンMF中島依美主将(27)も「自分たちは負けが許されない」と気を引き締める。

鈴木監督は「決めきるところをもっと求めていきたい。(日テレ)ベレーザが1人旅しないように、ついていきたい」とキッパリ。次節は24日、ダイスタ(青森・八戸市)でマイナビ仙台と戦う。