札幌鈴木が復帰 代表ケガ辞退をバネにリーグ戦集中

強力布陣が復活する。右内転筋を痛めて別メニューだったコンサドーレ札幌FW鈴木武蔵(25)が11日、札幌・宮の沢での全体練習に合流。

次節14日アウェー川崎フロンターレ戦出場に見通しが立ち、同戦で復帰見込みのFWアンデルソン・ロペス(25)、MFチャナティップ(25)と前線に並ぶことになりそうだ。鈴木は「練習後少し張りはあったけど大丈夫」と見据えた。

3人がピッチに顔をそろえるのは、ロペスが左膝の靱帯(じんたい)を損傷した4月28日第9節磐田戦以来。開幕当初は3人でゴールに迫り、ロペスは5試合欠場してもリーグ最多タイの7得点と、攻撃力は折り紙付きだ。

鈴木にとっては心機一転の再スタートとなる。選出されていた今月のキリンチャレンジ杯日本代表をケガで辞退し、代わりに招集された東京FW永井がエルサルバドル戦で2得点を挙げた。2度目の招集で初の代表ゴールを狙っていただけに「刺激になる」。ただ、最終目標は3年後のW杯。「慌てずチームで結果を残してやっていきたい」。アピールとなるリーグ戦での活躍に集中する。

2連覇中で今季も2位につける川崎Fには昨季、アウェー戦でクラブワースト7失点の大敗を喫した。移籍前の出来事とはいえ、鈴木も「みんなリベンジしたいところ」と、チームメートの思いは理解している。「負けると勝ち点が離されてしまうので、勝ちたい」。開幕から全試合に出場しているチームの中心は、次節もピッチに立って勝利を目指す。【保坂果那】

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  • ミニゲームでシュートを放つ札幌FW鈴木(手前)(撮影・保坂果那)